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NEW!鳥取県「茯苓及び黄連栽培視察」のご報告

2023年11月30日

平素より漢方産業化推進研究会にご理解ご協力いただき、ありがとうございます。

本研究会の会員の皆様に於かれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

本年度の研究会活動計画によりお知らせしておりました通り、この度、本研究会の協力団体であります
鳥取県 林産農林水産部 森林・林産振興局並びに、一般財団法人 日本きのこセンター 菌蕈研究所のご厚意により、下記日程にて視察を実施致しました。

開催日程
11月14日(火):関係者との意見交換会
11月15日(水):智頭町スギ林内に設置された黄連栽培サイト訪問
         日本きのこセンター菌蕈研究所訪問
         鳥取県県庁舎にて 亀井一賀 副知事面談

<視察テーマ>
・茯苓の菌核接種法における国産品量産化の可能性を探る。
・茯苓の出口戦略(製造・販売)の課題の共有と解決の糸口を図る。
・地方創生事業取り組みの一環である黄連栽培地を訪問し課題を探る。

<視察の背景と目的>
<背景>
・国内での総使用量上位にある茯苓は、現在99%が中国産となっている。
・国策としてセルフメディケーションを推奨する動きが加速、漢方薬のニーズが高まっている。
・原料である生薬の調達先が特定の国に集中し、持続的な安定供給に支障が生じている。

<目的>
・国産茯苓の持続的な安定供給を図る為、国内初の取り組みとなる菌核接種法による菌核採取に成功した
 鳥取県の日本きのこセンター菌蕈研究所を訪問し、鳥取県を交えて今後の事業の方向性を確認する。
・出口戦略の一つとして製造・販路に関する課題を共有し、産業推進について議論する。

本視察が研究会の産業化推進活動の一助とするべく位置付けており、研究会での活動にご協力頂いております会員様へメール並びにHPでご報告させて頂きます。

「鳥取県茯苓及び黄連栽培視察」報告書