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NEW!「つくば牡丹園視察」のご報告

2024年06月15日

平素より漢方産業化推進研究会にご理解ご協力いただき、ありがとうございます。

本研究会の会員の皆様に於かれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

本年度の研究会活動計画の通り、昨年度3月のセミナーで講演頂きました、株式会社リーフ つくば牡丹園園長の関浩一先生が運営・監修する「つくば牡丹園」へ芍薬栽培現場を下記日程にて視察を実施致しました。

開催日程
5月15日(水):つくば牡丹園にて栽培されている芍薬栽培の視察

<視察テーマ>
・国内総使用量2位である芍薬において国産品量産化の可能性を探る
・芍薬の出口戦略(製造・販売)の課題共有と解決糸口を図る
・生薬栽培の礎となる土壌に対して、高度な専門性を持って高品質な生薬栽培に取り組むと同時に、
  牡丹園の運営におけても地元産業の活性化に寄与するロールモデルの1つとして会員に情報提供する

<視察の背景と目的>
<背景>
・国内での総使用量上位にある芍薬は、現在98%が中国産となっている。
・国策としてセルフメディケーションを推奨する動きが加速、漢方薬のニーズが高まっている。
・原料である生薬の調達先が特定の国に集中し、持続的な安定供給に支障が生じている。

<目的>
・使用料の多い芍薬の持続的な安定供給を図る為、国産化や生薬の調達先の多様化を図る。

・芍薬の無農薬栽培に取り組むつくば牡丹園を視察し、芍薬の安定供給の手段の1つとして、
  つくば牡丹園
の取組みの普及とその課題を共有する。

・最終的な出口戦略に向け、製造・販路に関する課題の共有と解決の糸口について議論の機会を持つ。

本視察が研究会の産業化推進活動の一助とするべく位置付けており、研究会での活動にご協力頂いております会員様へメール並びにHPでご報告させて頂きます。

つくば牡丹園及び芍薬栽培視察報告書